農学博士細山浩 先生
健康や疾病予防に役立つハーブを見出す仕事に従事している立場上、世界中の数多くのハーブを知っていますが、パロアッスルの大きな可能性に注目し、2004年頃から研究開発にも携わらせていただいています。
原産国のパラグアイでは古くから糖尿病・腎臓に良いということでパロアッスルのお茶が飲まれていました。こちらを日本人の糖尿病の患者さん達にも試したところ、血糖だけではなく、メタボ健診の指標となるコレステロールや中性脂肪等についても有意な差が出ました。
また、偶然にも、ちょうど同じ時期に基礎代謝を上げる善玉ホルモン(アディポネクチン)が発見されたこともあり、パロアッスルもこの善玉ホルモンと関係しているのではないかとパロアッスルを利用した患者さん達の血液を検査したところ、やはりパロアッスルが内臓脂肪に働きかけ、基礎代謝を上げる善玉ホルモンを増やすことが判明しました。※NPO法人日本サプリメント臨床研究会調査
私達には身体を常に同じ状態に保つ「恒常性」を維持する働きがあります。恒常性を維持する働きが低下する一番の原因は老化ですが、これは加齢だけではなく生活環境の変化に伴うストレスや食生活の乱れ、運動不足などの様々な影響も大きく関係します。これらによる基礎代謝の低下からエネルギーが燃えにくくなり、内臓脂肪も蓄積しやすくなります。
パロアッスルは内臓脂肪に積極的にアプローチして恒常性を維持する力をよびおこす食品です。また、パロアッスルは恒常性を整えることで、その人にとって一番良い状態に近づけます。明らかに内臓脂肪が多いとわかっている人は、より直接的に内臓脂肪に働きかけ、 基礎代謝を上げるパロアッスルが適しているでしょう。